『生まれる森』

いいこともあれば、悪いこともある。過去に縛られずに生きましょう、ということなのかな?
苦しい思い出も、今の自分に少なからず、影響を与えている。そのすべてが無駄だったわけではないのです。
悪いことも良いことも今の自分に影響を与えているのだから、なにもかたくなに拒否していくものではないのです。

基本的には、『インストール』『蛇にピアス』と同じように思う。
何か良くないことが起こり、落ち込んでいくのだけれども、最後には回復していくというストーリーではなかったのだろうか?
何かきっかけがあるときもあれば、時間が解決していってくれるというような感じでもあるのかな?

まぁ、なんやかんや言っても、私が感じたことなので、人によっては感じ方も違うかもしれません。
目を瞑ってもいいことがあるのでしょう。深く考えすぎずに生きていても、良いのかもしれません。

深く考えて答えを探すことが必ずしも正解ではないのかもしれません。
ISBN:4062122065